愛宕神社の有名な「出世の石段」(男坂)の登りと下りではルートが違うことをご存知でしょうか。

絶対ではありませんが、実は「出世の石段」は帰り道も下るとせっかくいただいたご利益がなくなるとの噂です。
不安になったらこちらの記事でまとめていますので参考にどうぞ。
「出世の石段」を通らない帰り道はどこ?
行きと帰りの道が違うのはなぜ?
間違うとご利益がなくなる?
参拝ルートの地図はある?
など、参拝に行く前に知っておけば当日は正しい参拝方法でご利益がいただけそうですね。
愛宕神社について、他にも記事を書いています。
愛宕神社「出世の石段」階段数と角度が怖い!正しい登り方と事故注意点
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Contents
愛宕神社の階段の正しい参拝方法

通常の神社だと「鳥居をくぐって本殿(拝殿)で参拝を済ませた後、帰りも鳥居をくぐります」。
ですが、どうやら愛宕神社ではそうではないようです。
まずは愛宕神社は「出世の石段」(男坂)を登る

まずは、参拝の「行き」についてです。
実は愛宕神社には数パターンの参拝ルートがあります。
「出世の石段」(男坂)と通らずに本殿へ行けるルートが2つ、そして、「出世の石段」(男坂)から行く参拝となります。
■愛宕神社のアクセスや参拝ルートについて

愛宕神社の公式サイトには「正しい参拝方法」として、「大鳥居をくぐり、石段を登る」と明記されています。
「出世開運」「仕事運アップ」のご利益をいただきたいと思っている方はぜひ「出世の石段」(男坂)ルートをおすすめします。
■「出世の石段」(男坂)ルートの階段の登り方や注意点について

愛宕神社の参拝帰り道は「女坂」が正式?

「女坂」というものを聞いたことがありますでしょうか。
愛宕神社には「女坂」も存在し、参拝の行きは男坂、帰りは女坂という説があります。
ですが、公式サイトには、特にそういった参拝方法の記述がなく、何が正しいのかわかりません。
普通に考えて、男坂を下るのは見るからに危険ですね。
実際に下っている方はほとんど見かけません。
本殿向かって右側にある「女坂」は、男坂に比べて曲線の坂で緩やかな階段となっています。
また、エレベーターもあるため、帰りはエレベーターで帰る方も割と多くいます。
ですが、昔の人々の気持ちになると、おそらく行きは「男坂」、帰りは「女坂」といった慣習があったと考えるのが自然な気がしますね。
■帰り道は茶店で「直会(なおらい)」も楽しみの一つ

愛宕神社以外もある「男坂」「女坂」がある有名神社

実は愛宕神社の他にも「男坂」「女坂」と呼ばれる階段がある神社があります。
有名なところでは、赤坂にある「日枝神社」、文京区の「湯島天神」です。
どの神社も共通していることがあります。
- 「男坂」は急な坂の階段
- 「女坂」は緩やかな坂の階段
興味深いですね。
「男坂」「女坂」と呼ばれる理由
なぜ男坂や女坂があるか疑問ですね。
こちらについても諸説あるようですが、
そもそも修業の場へ行く道のため「男坂」という急な坂が作られ、
その後、一般の参拝者や女性用に上りやすい「女坂」を作ったという説です。
確かにそう考えるとわかりやすいですね。
つまり、愛宕神社の女坂も同じ理由で造られたのではないでしょうか。
ルートを調査すると、行きも帰りも大鳥居は問題なくくぐって帰れますのでご安心ください。
(帰り道やルートについては次に書いています。)
愛宕神社の帰り道を間違うとご利益がなくなる?

愛宕神社の公式サイトを確認しても、そういった事実は一切ありません。
しかしながら、何となく、
「出世の階段を下る」=出世しない=減給・・・
のようなイメージをしてしまうのは私だけでしょうか。
考え方は人それぞれですが、帰りは違う道を帰りたくなりませんか?
とはいえ、「女坂」を下る際も「階段を下る」というのは変わりません。
また、ひょっとすると、エレベータを使って帰る方は、出世の階段を下らない「賢い選択」、「計算」なのかもしれませんね。
愛宕神社の正しい帰り道「女坂」の場所はどこ?(地図付)

気になる「女坂」の場所と帰りのルートです。
実は管理人は、初めて参拝に行った際は、「出世の石段」を下ってしまいました。
2度目に参拝した際には「女坂」がどこにあるのかわからずウロウロし、神社の方に道を教えていただきました。
ちょっとわかりにくいため、気になる方は事前に確認しておきましょう。
場所が分かりにくい「女坂」の場所

本殿(拝殿)を参拝した後や境内を参拝した後は、本殿向かって右側の方に向かい、池の前を横切り、境内の端のほうまで進みます。
こちらが女坂の場所(位置)です。
社務所を通り過ぎ境内を抜ければ、「こんなところに階段が?」という場所に階段が見えます。
どこにも「女坂」」という看板がありませんので、ご注意を。
なんとなく階段が見えたら自信を持って進んでください。
女坂を下っても大鳥居から出ることができる
緩やかな階段は、「男坂」のように直線ではなく、緩やかな曲線の坂になっています。
どんどん下に降りると、ちょうど大鳥居の脇に出ます。
石段の高さもちょうどよく、確かに女性向けの階段かもしれません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
行きは「男坂」別名「出世の石段」を登り出世や仕事運アップを祈願し、いただいたご利益を大切にするために「出世の石段」を下らず、「女坂」で帰るという説をよく聞きますが、
調査の結果、確かに有力な参拝方法であると思われます。
出世の階段を下りたくない、運気を上昇させたいという方は、縁起を担いで、「女坂」もよいかもしれません。
「女坂」の場所はあまり目立たない位置にあり、看板も出ていませんが、確かに愛宕神社には存在しており、ちゃんと大鳥居の前に出ることができます。
大鳥居を出た後は一礼して帰ることができますので、正式な帰り道と言っても過言ではないでしょう。
神谷町駅への最短距離をご希望なら、本殿からちょうど裏側に出口があり、別の階段があります。
さらには、エレベーターを利用することもできますので、あなたの気が向く帰り方を選んでみてはいかがでしょうか。